やまのべ焙煎所オープン!

先日、念願の自家焙煎所が静かにオープンいたしました。

当社が家電販売店からエスプレッソマシン輸入販売会社に舵を切って約20年。

2000年当時の日本では、エスプレッソの認知がまだまだ少なかったのですが、

*イタリアのエスプレッソ文化を日本に根付かせ日常的に本物のエスプレッソやカプチーノが飲める文化を創る事。

*日本中のバリスタ、カフェ・レストランとその新規開業店から必要とされる会社になる事。

を企業使命といたしました。

20年たってようやく日本でもエスプレッソが当たり前な飲み物となり、当社のことも業界ではほんのちょっと知られた存在になってきました。

当社の社是・企業使命

日本のカフェはエスプレッソだけではない

実は、営業部からは数年前から「自家焙煎を始めたい」との意見が出始めていました。

当社はエスプレッソマシンの輸入販売が主ですので必然的にイタリアンローストのコーヒー豆が提案の中心となります。

しかし、企業使命にあるようにカフェ・レストランとその新規開業店から必要とされるには、エスプレッソではないコーヒーの提案もする必要があります。

むしろ最近は当たり前になってきたスペシャルティコーヒーの提案が不可欠なのです。

そういった背景での営業部からの意見でしたが、僕は長い間その回答を保留としていました。

理屈では自家焙煎事業が必要なのはわかるのですが、何千万円という大きな投資をするわけですから事業として成功するイメージが浮かんでこないといけません。

コーヒー焙煎事業としての自社の強みが発揮され、ご利用いただくお客様の笑顔が見えるストーリーが必要なのです。

自家焙煎所の理想

日本にはコーヒーの自家焙煎所が無数にあります。

その中で当社なりに理想とされる項目を挙げてみました。

*高品質の生豆の安定した調達ルートがあること

*世界トップレベルの焙煎釜を所持していること

*最高技術を持つロースターがいること

*最高技術を持つバリスタがいること

*お客様のことを第一に考えられる営業マンがいること

*お客様のお店の様々な環境を再現出来る設備環境があること

*それらすべてを監修できる技術力とサポート力があること

これらすべての条件を満たす自家焙煎所は恐らく日本全国見てもほとんどありません。

以前の当社でしたら手も足も出ない難しい条件でした。

しかし、数年前からトップバリスタが当社に加入し、さらに一昨年東京ショールームができ、さらに営業部が充実し日本スペシャルティ協会でお手伝いさせていただいたことで全国レベルでの人脈も広がり、業界最新情報も入るようになってきました。

ようやく、差別化できるストーリーが見えてきたわけです。

やまのべ焙煎所

最高においしいコーヒーの定義づけ

カフェやレストランの新規開業のオーナー様や店長様が当社に相談をされるのは、エスプレッソマシンやコーヒー豆の相談ですがその真の目的は、お店で「最高においしいコーヒー」を提供したいということです。

オーナー様や店長様が希望される「最高においしいコーヒー」とはどういう味なのかを当社のバリスタ&営業が明確にできないとお話を前に進められません。

実に漠然とした「最高においしいコーヒー」という味を明確にしていく作業にはバリスタ&営業の高い技術が求められます。

実際に色々なタイプの「最高においしいコーヒー」を試飲いただいて初めて明確になってくるのですが、それにはとても高度な技術がいるのです。

基本となるのは実に多くの試作ブレンド豆から選び抜いた最高品質の「やまのべブレンド4種類」

その抽出方法(ペーパードリップ・メタルドリップ・サイフォン・フレンチプレス・エアロプレス・エスプレッソなど)をどうするのか。

それぞれにグラインドの細かさ、コーヒーの濃度(コーヒーパウダーとお湯の比率)、温度、蒸らし時間や抽出時間はどう設定するか。

さらにエスプレッソならタンピングの強さや抽出圧まで無数の条件の組み合わせが、お客様の理想とされる「最高においしいコーヒー」を作り上げます。

もしも4種類に当てはまらず、お客様のご希望の味わいをお求めになるなら、お店オリジナルのカスタマイズも可能です。
(お客様だけの特別ブレンドですので、最低注文量6kgを継続発注でお願いしております。)

詳しくは書ききれないので、ご自身のお店で提供しているコーヒーをもっとおいしくしたいと考えられているカフェ・レストランオーナー様は、是非一度当社のバリスタ&営業が再現する理想の「最高においしいコーヒー」を探しにショールームにお越しください。

4種類のやまのべブレンド

やまのべ焙煎所

実は焙煎所の名前はギリギリまで決まりませんでした。

いくつもの候補が浮かんでは消えていったのです。

そして決めた名前は当社の所在地である天理市の山の辺地区からとった「やまのべ焙煎所」

この山の辺地区には、日本最古の道「山の辺の道」があり、日本最古の神社の一つ「石上神宮」があります。

そして、ここは日本の始まりと言われるヤマト王権がこの地からはじまったと言われる土地。

まさしくここは、国のはじまりの始まり。

全ての故郷でもある「やまのべの郷」なのです。

当社の焙煎所に相談に来られるカフェ・レストランのオーナー様は長年の準備の末に新しいお店を始めるにあたり、まずはお店で使うコーヒー豆とマシンなどの設備を当社に選びに来られます。

「やまのべ焙煎所」でのコーヒー探しが、そのオーナー様の新規事業という第2の人生のはじまりの始まりであり、それを私たちが全力で支える覚悟と責任の意味を込めています。

やまのべ焙煎所

くにのはじまりの始まり「やまのべの郷」

「やまのべの郷」には、美しい自然と歴史があります。

そして、私はこの美しい町と暮らす穏やかな人々が好きです。

やがてこの町から日本中に最高においしいコーヒーを発信し、同時にこの町の良さを発信していければと思っています。

やまのべ焙煎所の物語。

いよいよ始まります。

写真2点は天理市提供

めぐみめぐるてんり

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ABOUTこの記事をかいた人

上田 隆

1959年奈良県天理市に家電販売店の2代目として生まれる。関西大学第一高等学校・関西大学卒。1987年株式会社大一電化社社長就任。その後は会社ヒストリー見てね。趣味は、オーケストラ演奏(トランペット)と読書。