ミシュラン東京レストランと原農園の柑橘コラボ料理

2013年12月のこのブログでもご紹介した紀州原農園さんの柑橘は、そのとろける甘さだけでなく、頑固なまでに減農薬、無化学肥料にこだわった農園として有名で弊社のWEB販売でも発売してすぐに完売の人気商品です。

おいしく安全な食材は、その道のプロはよく知っているもので今や全国の有名レストランで原さんの柑橘が使われています。

ハイアット リージェンシー東京のフレンチレストラン「キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ」(東京ミシュランで8年連続二つ星の実力店!)もそんなお店の一つですが、このたびオーナーシェフ、ミッシェル・トロワグロ氏の長男でフランス「メゾン・トロワグロ」のシェフ、セザール・トロワグロ氏が来日し、原農園の柑橘を使ったコラボレーションメニューを創作することになりました。

題して「セザール・トロワグロ meets 紀州の蜜柑」。

コースすべてに原農園のさまざまな柑橘が使われます。

「メゾン・トロワグロ」といえば、フランス版ミシュランガイドで47年連続3つ星の評価を得ている超の付く一流店。酸味のある素材をうまく取り入れることに定評があるそうです。

そのシェフと原農園とのコラボ料理の数々。

原さんも4月16-17日の二日間は、セザール氏と一緒にお客様にご挨拶されるとのことで、偶然この日に東京出張が入っていたこともあり急きょランチにお邪魔することにしました。

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席に着くと、写真のように各テーブルに原さんの様々な柑橘が置かれていて、出てくるすべての皿には原さんが丹精込めた様々な柑橘の果肉、果汁、果皮が変幻自在に調理され、その味、香り、色、食感すべてに原さんの柑橘が出しゃばらないけれど存在感を発揮していました。

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このような世界的に有名なシェフとのコラボ企画がシェフ側からの依頼で実現したのには、原さんの作るその柑橘がずば抜けて美味しく安全なことが基礎にあることは勿論ですが、原さんの何事にも楽しみながらチャレンジする若い精神と、人懐こくて柔らかな人間性が周りを引き付け「この人と一緒に仕事をしたい」と思っていただけるからなのでしょう。

僕が2002年に初めて原さんと出会って10数年がたちました。

以来毎年かかさず、互いが仕事納めをする12月30日前後にお会いしてそれぞれの一年間を報告するのが恒例となりました。

毎年末、原さんからお聞きする話は多岐にわたり、農園のイノシシ被害が甚大だった話や農薬を使いたくないので害虫を1匹ずつ手で除去した話、県の農業試験場から珍しい柑橘を紹介されるとすぐに栽培して気が付けば原農園には80種類以上のめずらしい柑橘が実っていることや、東京の柑橘好きサークルで原農園にあるいろんな柑橘を交配させて果実として収穫できる10年後に新品種の柑橘を試食するという遠大なプロジェクトを始めたこと、原農園の南高梅だけを使っておしゃれな瓶の梅酒を製品化した事、キンダーブックといっしょにミカンの絵本を作った話、田辺市に映画ロケを誘致してさらに映画祭までやってのけたり、取り壊しが決まった自分たちの小学校木造校舎を地元有志で買い取ってそのままの姿で観光施設としてレストランや宿泊施設、柑橘デザート工房として事業化したりと、自身の農園のことだけでなく新規事業のことや街づくりに関することなどその一年の出来事を楽しそうにお話しされます。

それらを決して力むことなく、自慢するわけでもなく、ユーモアを交えてさも日常の出来事のように淡々とお話をされる。

僕もつられてつい自身の近況や抱負をたくさん話してしまっています。

こうして僕は毎年暮に原さんと話をすることで元気をもらい、間もなく迎える新年への新たな希望に満ちて帰途につくわけです。

原さんとは一生の良き友人としてこれからもよりよい関係を築きたいと願います。

これからまだまだ進化していくであろう原さん。今年の年末にはいったいどんな話題が飛び出すかとても楽しみです。

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ABOUTこの記事をかいた人

上田 隆

1959年奈良県天理市に家電販売店の2代目として生まれる。関西大学第一高等学校・関西大学卒。1987年株式会社大一電化社社長就任。その後は会社ヒストリー見てね。趣味は、オーケストラ演奏(トランペット)と読書。