La Piccola社のPOD専用エスプレッソマシン

実はこのたび、大一電化社としては初めてPOD専用のエスプレッソマシンの輸入販売を始めました。

POD専用マシンは以前からも他社から日本で売られていましたが、僕が「本物のエスプレッソ」にこだわっていたので全自動マシンやカプセル型コーヒーマシンと同様にPOD専用マシンも取り扱いはせず、プロ仕様のマニュアルマシンだけを販売してきました。

やはり僕が飲んでおいしくないものはお客様に勧められません。

PODとは、直径44mmの紙の中に約7gのエスプレッソパウダーを詰め込んだもので、そのサイズと形状が世界共通規格のためPOD専用マシンが1台あれば世界中の色々な銘柄のエスプレッソ用PODが楽しめます。

今、ブームのネスプレッソやイリーなどのプラスチックカプセルコーヒーが同一メーカーのマシン専用であるのとは対照的です。

本来ならば世界共通規格のほうが便利さゆえに売れるはずなのに現実はそうでなかったのは、あまりおしゃれなデザインのPOD専用マシンがなかったのと、なによりも美味しくないからです。

PODがおいしくない理由はPODをホルダーにセットしたときに、その構造上セットスペースに隙間が生まれ、そこに溜まるお湯でエスプレッソが薄まってしまいます。

その為クレマのほとんどない水っぽいエスプレッソになってしまうのです。

プラスチックカプセルはその点は改良されているのですがカプセル1個当たりに詰められているエスプレッソパウダーが約6g(マニュアルマシンのシングルホルダーは約9g)なので飲み比べるとその分コーヒー感が弱いように感じます。

にもかかわらず、カプセルの単価が1個100円前後もするのは個人的には少し高いと思うのです。

おそらく莫大な広告宣伝費、プラスチックカプセルの原価そして専用マシンに専用カプセルゆえにマシンを買ってさえいただければ他社のカプセルを使われることがなくなり、競争原理が働かないことなどの理由もあるのでしょう。

という訳で、「本物のエスプレッソ」にはプロ仕様のマニュアルマシン以外はお勧めできない。

とPODもプラスチックカプセルも全自動も弊社では創業以来扱っていなかったのです。

ところが3年ほど前にナポリのクイート社を訪問した時に、クイートがナポリの家庭向けにPODを新販売するので是非飲んで感想をと言われ、出てきたPODでのエスプレッソがいままでのPODではありえないほどの濃厚なクレマが出ているのに驚きました。

もちろんクイート豆の品質が素晴らしいこともありますが、同時にその時のエスプレッソマシンに大きな秘密がありました。

そのマシンはPODをレバーで強く押さえつけ隙間のない状態にして圧力湯で抽出するので、POD内のコーヒーパウダーが無駄なくカップに抽出され、砂糖が沈まないほどの超濃厚なエスプレッソがでてきます。

ただ、クイート社で見たそのマシンはあまりにもデザインが悪かったので、これでは日本では売れないと感じました。

それからというもの、レバーで押さえつけるPODマシンでデザインの優れたエスプレッソマシンはないものかと、僕はイタリアでのエスプレッソマシン展示会で捜し、スタッフは無数にあるヨーロッパのWEBサイトをチェックして探しました。

そしてようやく見つけたのがLa Piccola社のPOD専用マシンです。

このメーカーはイタリアでも珍しいPOD専用マシンだけを製造しているメーカーでそれ故に技術的にも優れたPOD専用マシンをいくつも製造しています。

また、「100% Made In Italy」にこだわり、コーヒーマシンとしての機能はもちろんその美しいデザインは、まるで美術工芸品のようです。

La Piccola社の代表マシン「Piccola」は、名の通り可愛く、まるで宝石箱のような3色のマシン。水タンクをガラスボトルにするなど遊び心も満載です。

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さらに、La Piccola社の企業理念には「世界中にイタリアの正統なエスプレッソ文化を広める」とあります。

弊社の企業使命が「日本に本物のエスプレッソ文化を広める。」

偶然とはいえ、うれしくて仕方ありませんでした。

もちろん、今までのマニュアル式のエスプレッソマシンが一番良いのは当然です。

これらはプロ仕様ですから価格も家庭用で買うには少し高いですし、グラインダーなども別に必要ですし、その場所も取ります。

おいしくいれるにはある程度の技術も必要です。

しかし、このLa Piccola 社のPOD専用マシンがあれば家庭でオフィスで誰でも手軽に安価にかなりのハイレベルのエスプレッソが飲めるようになります。

PODなのでコーヒーパウダーが飛び散りませんから周りを汚さずにすみますし、なによりコーヒーパウダーのロスがありません。

また、使用するPODサイズは世界共通規格の44mmですので、弊社扱いのクイートや近日発売予定の北イタリアS-coffeのPODだけではなく、イリー、ラバッツァなど日本でも有名なエスプレッソ豆メーカーのPODもアマゾンなどのネット通販で手に入ると思います。

La Piccola社のマシンは、ショールームに常設展示していますので弊社取扱い外のPODコーヒーをお持ちいただければクイートやS-coffeとの飲み比べOKです。

色々なメーカーのPODを飲み比べることでその違いに驚かれると思いますよ。

写真はPiccolaでクイートPODのエスプレッをいれています。どうですかなり濃厚でしょ!

La Piccpla社(弊社WEB) とクイートPOD

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ABOUTこの記事をかいた人

上田 隆

1959年奈良県天理市に家電販売店の2代目として生まれる。関西大学第一高等学校・関西大学卒。1987年株式会社大一電化社社長就任。その後は会社ヒストリー見てね。趣味は、オーケストラ演奏(トランペット)と読書。