1ショット 3グラム 

以前このブログでも書きましたが、大一電化社では新品も修理品も出荷の際に「Daiichi品質」の最終チェックとして実際にエスプレッソやカプチーノを作ります。

機械の安定をチェックするので1台当たり数杯は作るので毎日かなりの杯数ができあがります。

もったいないのでそのお下がりということで会社では、僕やスタッフがカプチーノやエスプレッソを飲んでいます。

スチームテストにはカプチーノ。抽出テストにはエスプレッソ。

使用する豆は、ナポリ・クイートコーヒーを中心にいろんな種類。

時にはお客様から頂いた豆も使いますので、日によって酸味の強いもの、苦みの強いもの、あっさりしたもの、コクのつよいもの。

さらにいえば酸味や苦みの中にも奥行きの浅い深いなどいろいろな味を楽しんでいます。

イタリア人は必ずと言っていいほどエスプレッソには砂糖を入れます。

僕の黄金比率は1ショット(30CC)のエスプレッソには3gの砂糖、濃いのが飲みたいときのリストレットなら2グラムがベスト。

これが多すぎると甘ったるくなるし、全く入れないと本来コクであるはずがエグミに感じてしまうのです。

あくまでも、僕自身の好みの問題ですが、普通のドリップコーヒーは、酸味が強くても平気なのですがエスプレッソはどうも強い酸味は苦手で、また奥行きの浅い苦さのエスプレッソにも魅力を感じません。

美味しいエスプレッソは、タイガースキンと表現される濃厚なクレマに覆われていて、砂糖を浮かべるとしばらく沈まないほどです。

かき混ぜて三口ほどで飲むのですが、奥行きの深い苦みに砂糖の甘さが少し加わって濃厚なビターなチョコを連想させます。

また、口の中にコーヒー豆の香りがいつまでも残り幸せ感が長続きするのです。

このように毎日エスプレッソを飲んでいると、 外出時の食後などにもエスプレッソが飲みたくなります。

レストランやカフェでエスプレッソを頼むのですが、今までのほとんどがエスプレッソをオーダーしても量が多くて薄いのが来てしまいます。

30ccやましてやリストレットだとお客様の反応良くないのでしょうね。

そういうわけでオーダーの時に30cc以下で量を少なくしてというのですが、怪訝な顔をされ「できません」と言われたことも数多くあります。

全自動マシンだと量が決められているのでマニュアル上断ることになっているのかもしれません。

きっと迷惑な客が来たと思われてるのでしょう。

日本中のカフェやレストランでもイタリアのように普通に濃いエスプレッソが飲めるようにならないかなあと思います。

その為にはこのおいしさをもっともっと多くの方にお伝えしなくてはならないし、お店にも今以上にリーズナブルで本物のエスプレッソマシンを導入しやすくしないといけないと思います。

それがエスプレッソマシン専門店としての使命の一つとおもっています。

↓ リストレットで濃く出すとドロドロのエスプレッソになります。この場合は2gの砂糖がおいしいですよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

上田 隆

1959年奈良県天理市に家電販売店の2代目として生まれる。関西大学第一高等学校・関西大学卒。1987年株式会社大一電化社社長就任。その後は会社ヒストリー見てね。趣味は、オーケストラ演奏(トランペット)と読書。