製品安全対策優良企業表彰エントリー

昨年のことです。

電気店時代の先輩社長でオーケストラ仲間のT先輩が、ご自分のお店と理事長を務めておられる電気組合の両方で経済産業省の「製品安全対策優良企業表彰」で賞をおとりになったことをフェイスブックに掲載しておられました。

僕は表彰の存在すら知りませんでしたが、その内容にとても興味がわき、すぐに連絡を取りT先輩とお会いしました。

2015年で9回目を迎えるこの賞は日立、三菱、バンダイ、イトーヨーカ堂、ニトリ、ビックカメラ、上新電機など日本を代表する会社が過去に受賞しています。

賞の構成は製造メーカーと輸入代理店、販売会社、組合それぞれに大企業と中小企業の規模別に分かれ、取扱いの製品が「安全」に使われるように、個別の製品そのものでなく安全を担保するための「会社の取組み」を評価する賞です。

審査は、「安全な製品を世に送り出しているか」という視点で、「安全な製品を製造・輸入・仕入れするための仕組み」、「お客様に安全に販売、使用していただくための仕組み」「製品に問題が発覚した時、素早く確実に対処するための仕組み」「安全文化構築への取り組み」の4つのポイントで審査されます。

キャプチャ

1次審査用の提出書類をまとめ上げるのは大変ですが、資料提出するにあたって、弊社が販売する直輸入のエスプレッソマシンやグラインダーの安全を担保するために行っている取組みを改めて見直すことができます。

T先輩の会社のように賞をいただくなんて思ってもいませんし、そもそもそのためにエントリーするわけではありません。

「弊社が毎日の習慣として意識せずに行っていることの意味を考える」

「何が出来ていて何が不足しているか見つめなおす。」

「弊社の現在の安全対策についての客観的な評価を知る。そして課題点が明確になる。」

「なによりもスタッフの意識をより高めることができる。」

などの理由から、是非ともエントリーすべきと判断いたしました。

どれだけの数の会社がエントリーするかはわかりませんが、8月末に1次審査合格発表があり、9月の2次審査は、約1週間で各企業が審査員の前でのプレゼンテーションを行います。

さらに翌月には現地調査が行われるので、物理的な時間からして2次審査に進める企業は相当数絞られているのだろうと思われます。

来年の表彰エントリー締め切りは7月下旬。

あと1年近く先です。

その間にもう一度、普段行っている製品安全に関しての弊社の取組みを客観的、論理的にじっくり見つめなおしていこうとおもいました。

同時に、僕や修理工房スタッフが関連の説明会やセミナーに参加し、より知識を深めることにしました。

いろいろな知識が増えると担当部署は思い悩み、時には僕とぶつかり一時はどうなることかと思いましたが、なんとか前向きに考え直すことができ、1次審査用の資料作りにはいりました。

そして1年後の7月下旬、締切ぎりぎりで1次審査の書類を送ることができました。

先日の8月下旬。経済産業省の事務局からメールが来ました。

「1次審査合格!!」

なんとか上位グループには残れたようです。正直うれしいです。

でもそれは、弾けるような嬉しさというより、胸をなでおろす嬉しさなのが実感です。

弊社が普段からやっていることが客観的に評価に値するということなのですから、今まで弊社から直輸入エスプレッソマシンやグラインダーをご購入いただいた多くのお客様に対して心からほっといたしました。

2次審査は、9月中旬に霞が関の経済産業省内で多くの審査員を前にしてのプレゼンテーションです。先週に発表用のパワーポイント原稿も提出いたしました。

あとは僕が規定時間内に確実に弊社の「今」を伝えられるか。

審査員に内容を理解いただき共感いただける説明ができるかどうかです。

頑張ってまいります。

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ABOUTこの記事をかいた人

上田 隆

1959年奈良県天理市に家電販売店の2代目として生まれる。関西大学第一高等学校・関西大学卒。1987年株式会社大一電化社社長就任。その後は会社ヒストリー見てね。趣味は、オーケストラ演奏(トランペット)と読書。