補助金を活用しよう!

「国の補助金でエスプレッソマシンを購入するので見積書を欲しい」というご依頼が今年になって増えております。

補助金とは、一般的には経済産業省が中小企業向けに実施する「小規模事業者持続化補助金」や「ものづくり補助金」ですが、それ以外にも「分野に特化した補助金」や「都道府県独自の補助金」など様々な補助金制度があるようです。

小規模事業者持続化補助金は、販路開拓や生産性向上に要する経費の一部を補助する制度。

ものづくり補助金は、新たなものづくりの事業を始めるための設備費を補助する制度。

補助金は融資ではないので返済不要でエスプレッソマシンや焙煎機、厨房機器などの購入金額の半分とか3分の2が国や都道府県から補助されます。

補助額はいくら?

「小規模事業者持続化補助金」は例年50万円(2020年はコロナで最大100万+50万補助)です。

補助率は毎年必ず同じとも言えないのですが、3分の2だと75万円をかけて事業をしたら50万円補助されるというものです。

ものづくり補助金となると例年 最大1000万と高額な補助が出ます。

補助率は2分の1や3分の2だったりとこちらも毎年同じとは限りません。

仮に補助率が2分の1としたら、800万の投資事業に対して400万が補助されます。

これら補助金は、毎年募集されるので年1回応募でき、今年採択を受けても違う事業であれば毎年申請できます。

補助率や金額、そして採択率は補正予算や景気状態によっても変わりますのでこまめにWEBサイトを調べて最新情報をつかんでください。

 

それと、補助金はあくまでも補助です。

先に申請通りに商品を購入して事業開始を報告してから補助金が入金されますので購入資金の確保は必要です。

資金確保は自己資金でなくとも銀行融資で大丈夫です。

ただ、採択率は100%ではありませんので補助金が出なければ事業を継続できないような計画は危険です。

まずは、補助金なしでも事業が継続する計画をたててください。

「運よく補助金がでたらそれで経営を盤石にする。」

くらいのゆとりを持った資金計画が良いと思います。

どんな補助金があるの?

今、どういう補助金があるのでしょうか。

政府系のサイトで僕がわかりやすいと思ったサイトを紹介します。

一覧して見やすいのはこちら

中小機構
https://seisansei.smrj.go.jp/

jGrants
https://jgrants.go.jp/

jGrant補助金一覧
https://jgrants.go.jp/subsidy

ミラサポ
https://mirasapo-plus.go.jp/

 

見やすさよりも情報量の多さを優先

中小企業庁
https://www.chusho.meti.go.jp/index.html

 

おまけ:行政全般にログインしやすくなる

GビズID取得サイト
https://gbiz-id.go.jp/top/

 

全国規模の代表的な補助金

小規模事業者持続化補助金
https://r1.jizokukahojokin.info/

ものづくり補助金
http://portal.monodukuri-hojo.jp/

IT導入補助金
https://www.it-hojo.jp/

 

最近の政府系のページも見やすくなってきましたね。

jGrantsは地方独自の補助金も網羅していて、9月4日現在で約140もの補助金がありました。

 

ご覧のようにたくさんありますので、この中から事業内容や地域にあった補助金を見つけてください。

そして必ず応募期間を確認しておきます。

事業には実施タイミングがありますが、もしも補助金スケジュールと近い計画でしたらそのタイミングに微調整した事業展開が良いと思います。

たとえばこんな使い方

新規導入でも買い替え、買い増しなどに申請できます。

小規模事業者持続化補助金でしたら、補助額50万の満額を(2020年は特別で100万+コロナ50万でした)いただくには75万以上の事業ですから、2grのエスプレッソマシン1台かタンク式マシン+グラインダー+食洗などの厨房機器の申請で大丈夫です。

ものづくり補助金は最大1000万の補助額もあるので、たとえばコーヒー豆焙煎機+エスプレッソマシンとグラインダーや厨房機器や食材の真空包装機などの自家焙煎カフェでのテイクアウト事業の計画など申請できると思います。

当社だけでの購入でなく、他社購入の製品も混ぜて合計金額を申請できます。

ただし、申請→採択→発注→納品→事業開始のスケジュールが要項に沿って実施できるかのチェックは重要です。

申請書類の作成

申請書類には要項に沿って「会社概要や業界動向」「補助金を使って何をするか?」「その事業をすることで自社や地域にどのような良い影響が生まれるか」「事業後の業績目標」など自社の経営分析や計画など交えて作成します。

当社が申請した時は「小規模事業者持続化補助金」は、地元の商工会様を通じて(ほぼ毎年申請いただきます)、「ものづくり補助金」はその申請が得意な地元の事務所に有料サポートをお願いしました。

お陰様で採択を受けましたが、ものづくり補助金は補助額が大きいこともあり採択率は低く、申請書類は複雑です。

また、ものづくり補助金は認可後も5年間毎年実績報告などをする必要があります。

書類は一人で書けるの?

書類慣れしている方は一人で書いて、ネットで申請する方もおられます。

でも、申請書類には「採択されやすい書き方」があるので初めての方は専門家の客観的なアドバイスをいただくほうが安心と思います。

ですので、まずは加入している商工会や商工会議所など地元の公的機関にサポートしていただけるかの確認をしてみてください。

公的機関なら無料でサポートとしていただけるとおもいます。

特に地域独自の補助金の場合は、その地域の商工観光課などにサポートしていただける公的機関の紹介を相談されてはいかがでしょうか。

それで、どうしてもサポートしていただける公的機関が見つからない場合は、補助金申請を得意な行政書士や中小企業診断士などに有料でサポートをお願いする方法があります。

有料サポートをしてくれる事務所はネットで検索すればたくさん出てきます。

地域限定の補助金ならご自分の地域でサポートしていただける事務所にお願いしてみたらよいと思います。

「持続化」や「ものづくり」などの全国一律の補助金なら多くの事務所がネット検索で出てきます。

これはと思う事務所を見つけたら、ご自分の地域への対応が可能か、得意とする補助金はなにか、そして着手金や成功報酬金などの謝礼条件を確認してください。

事務所によって様々な料金体系が見られますので事前に確認は必要です。

安くとも不親切だったり成功率が引くては困るので事務所選びは難しいです。

商談時に聞いてみて

サポート事務所がうまく見つからない場合は、エスプレッソマシンなどの商談時に当社営業担当に相談してみてください。

「持続化」や「ものづくり」でしたら、それを得意としている代行申請事務所をお探ししてご紹介できるとおもいます。

今までの経験で言えば小規模事業者持続化補助金の申請は自分一人でできないこともないですが、ものづくり補助金は金額が大きい分書類も膨大で複雑です。

ものづくり補助金が得意と言われているサポート事務所をお探ししてご紹介いたしますので直接相談をしてみてください。

それと、採択率をあげるために経営力向上計画の認定を受けておくとかなり有利です。

経営力向上計画策定の手引き はこちらですが、内容が少し難しいので専門家のアドバイスを受けるほうがスムーズです。

民間事務所の場合、補助金申請とセットで受付する場合が多いので早いうちに補助金申請と経営力向上計画をセットで相談するとよいと思います。

 

以前に当社が申請した時も、サポート事務所の勧めで早くに取得していたのでスムーズに採択してもらえた経験があります。

補助金申請時に経営力向上計画認定の有無を聞かれるので、今のうちに準備されるとよいと思います。

こんな時だから活用しよう

コロナ禍によって日本中の多くの飲食店は危機に瀕しています。

新業態への挑戦をはじめ、新メニューの開発・デリバリー・テイクアウトの導入・Withコロナ対策の設備など新しいビジネスのあり方を模索し確立しなければなりません。

大きな投資が必要になりますが、せっかく国が私たち中小企業を支援してくれているのですから、うまく活用しないともったいないです。

年度末になると景気回復の為にも経産省や地方自治体で多くの補助金が計画されるとおもいます。

持続化補助金はまだギリギリ間に合います。

ものづくり補助金は仕掛けも大きいので、今から来年の応募の準備されるとよいと思います。

補助金申請のスケジュール感は例年それほど大きくは変わりません。

そしてコロナ不況から脱するまでの間、国は様々な中小企業向けの施策を打つと思います。

今は応募時期からは外れていますが、来年に向けて早い目に準備しておきましょう。

攻めるか座したままか

コロナによる未曽有の危機が日本を襲っています。

ここで座して耐えるだけですとジリ貧に陥ります。

新事業の開発や現状の設備を充実させて攻めに転ずることが大切に思います。

常に前向きに挑戦し、攻め続けることが大切だと思います。

これからは、今まで以上に挑戦する会社(店舗)とそうでない会社(店舗)の差がつくでしょう。

コロナで大変な今だからこそ、公的な補助金など使えるものは貪欲に活用しローリスクで攻め続ける会社(店舗)でありたいとおもいます。

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ABOUTこの記事をかいた人

上田 隆

1959年奈良県天理市に家電販売店の2代目として生まれる。関西大学第一高等学校・関西大学卒。1987年株式会社大一電化社社長就任。その後は会社ヒストリー見てね。趣味は、オーケストラ演奏(トランペット)と読書。